2016/05/29 (更新日:2016/05/29)

1つの専門性で成功し、2つ目、3つ目の専門性を持ち成功を長期化する。

ブランディング

専門性ある治療院で集客に成功した後に専門性をやめ、全体を対象にした拡張することや第二、第三と他の専門性を持たない方が良いことは何度かお伝え致しました。

ただ、ときには第二、第三の専門性を持つことで治療院の繁栄を促進する効果があります。ただ、時期と選定する第二の専門性を間違えると第一の専門性の繁栄を大きく阻害する恐れがあります。

第二の専門性を持つことは、すべての治療院が対象ではないということです。
ただ、第一と第二の専門性がマッチすると長期における成果の継続を実現します。

 

新治療の導入は全体を成功させるため。

新たな施術を導入するとその施術を成功させようと他の施術を置き去りにし、メインの施術だけをオファーしよとします。新しい施術をガンガンオファーするよりも全体の施術をバランスよく個性を活かし、オファーした方が集客は上手くいき、成果を上げやすいです。

新治療導入の際に役立つ、第二、第三の施術の作り方についてご説明致します。

 

第二の専門性は、また新しい専門性の創造であること。

第一の専門性を作ることは、『水泳専門』『二児専門産後骨盤矯正』のような今まで地域の治療院でなかった新しい切り口で専門性を創造することが重要であることを話しました。

そして、第二の専門性も同じように1つ目の専門性で成功したように、第二の専門性も今までになかったような専門性を創造し患者さんを集めます。そのとき、第一の専門性をより絞ることがポイントです。

 

例えば、水泳専門だとしたときこのように分けることができます。

・男性
・女性
・年代
・スポーツ種目
・有名人
・プロスポーツ選手

これらのようにいくつか候補が作られます。その中でも大多数の患者さんが欲している順番に第二、第三の専門性として、作り上げます。第一の専門性は、一時的な成功を作り上げますが、第二、第三の専門性によって、その集客の成功は長期化されます。

 

ときには、分野分けも

分野分けは、対象を変えることです。
ロングヘア専門の肩こり治療を行っている院があるとします。年代を30代にしたとき、子供や家族も対象にできます。このような紹介を前提とした専門性を作ることもできます。

また、そこから広げていくことも良いでしょう。

 

第二以上の専門性を持つときにはずしてはならないこと。

第二の専門性とは、1つだけの専門性でやっていたときに比べると第二も加わるので複数になります。単体ではなかった問題が複数のときにだけ起こります。そのため、これから記載することは1つ目の専門性で成功した場合は、破らないようにしてください。

 

1つの専門性から外れないこと

1つ目の専門性が水泳で2つ目の専門性が女性のロングヘア専門治療のような全く関係ない専門性を持つことはやめましょう。患者さんが抱いている専門性のイメージを失います。

利益だけを重視するとこのような方向性に陥りやすくなります。『交通事故や美容が単価が高い』といった患者さんのイメージを無視する方向です。

 

第一の専門性の患者さんが欲していることを叶えるように第二の専門性を作る。

サッカーであれば、怪我やパフォーマンスアップ、バレエは、股関節、足首の痛みのように求められている順番に専門性の創造をしていくことです。

他にもバレエやピアノの専門性からの美容のような、見られる演技に綺麗さを求めるその専門性特有の欲していることは、一見、全く関係なさそうで患者さんから求められている専門性はとても良いです。

 

はっきりとした違いがあること。

第一、第二、第三と作っていくときには、個々の特性を持ち、違いがはっきりとしていることが絶対条件です。
その中でも最も重要なのは、値段が違うことです。

名前、内容、値段の違いによって、商品の違いを感じます。例えば、先生もお店に行った時に定員さんから「関東風らーめんですか?」と聞かれ「ああ、800円のやつですか?」と値段で覚えているようなことはありませんでしたでしょうか。施術の違いも値段の違いによって、施術を見分ける傾向にあります。

ただ先生によって、治療方法が1つの院もあるでしょう。そのとき、値段を統一されているかもしれませんが複数の専門性を持つときは、はっきりとした違いを作るため、値段を変えることをおすすめします。

施術が同じで値段の違いをどう伝えるかは、先生がそれまで蓄積した情報に対して価値で値段を変えましょう。

専門性ある情報を勉強し、蓄積した専門家の情報です。

 

個性があること。

先程のはっきりした違いを感じさせることに続きます。各施術の個性を変えることもできます。

治療、癒やし、優しいもみ方、強い、触れ方の違いや患者さんの感じ方の違いに施術の個性を出します。1つが特別的なのではなく、すべてが各個性があり、周囲のものとはっきりとした違いがわかり、1つずつが目立つようにすることが絶低条件です。

 

このことから癒やしがマッサージである必要がないということです。普段の施術でも癒やしを感じるのであれば、癒やしという個性を作ることができるのです。

 

第二の専門性は、また新しい専門性の創造であること。

第二の専門性は、ただ患者さんが欲していることを叶えるだけではありません。『今までなかった患者さんが欲しかったけど、他でなかった』を第一の専門性のように分野を創造し、提供してあげるのです。

 

そして、これら記載した内容を1つでも阻害する行為があるとき、ホームページ集客だけでなく、治療院の集客にも大きな影響をもたらす可能性があります。

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