SNS(ソーシャルネットワーク)の方が収益上がりますか? | ミッシェル・グリーン

SNS(ソーシャルネットワーク)の方が収益上がりますか?

カテゴリー:マーケティング
2015年6月16日

83044c1b4dc7ff3a2ee8a05645c15a59_s

SNS(ソーシャルネットワーク)の勢いは、2004年にFacebookやmixiが登場してから、10年以上たった今日、世界中に広まり、インターネットを利用できる環境にある人類の過半数が、何らかの形でSNSに触れていると言ってもいいでしょう。

 

アメリカではインターネットを利用しているユーザーの71%がFacebookを利用しているというデータもあります。日本でもFacebookやTwitterを利用しているユーザーは非常に多く、またLINEも爆発的に普及しています。

大抵のSNSは登録料を取らない、無料のサービスであるのにここまで大きな市場に成長したのはなぜなのでしょうか? それだけの旨みが、SNSにはあるのでしょうか? もし旨みがあるのなら、小規模SNSを運用することで、個人でも収益をあげることができるのでしょうか?

 

 

そもそもSNSとは何か!?

SNS:ソーシャルネットワークとは、人と人とのつながりを促進・サポートする「コミュニティ側の会員サービス」と定義されます。会員登録した会員が、何か情報を発信し、それを見た他の会員がコメントなど何かコミュニケーションを取ることのできるもの、それがSNSです。今や古参のFacebookのようなオーソドックスなタイプから、Twitterのようなミニブログ、LINEのようなチャットツール、他にも動画や画像などを投稿したりするタイプのSNSも登場しています。

 

コミュニケーションを促進させる目的で、アバターと呼ばれる自分の分身となるキャラクターや、SNSの会員だけが利用できるオンラインゲームなどが用意されていることもあります。釣りや旅行など趣味に関する情報を取り扱い、同好の士とのコミュニケーションに特化したSNSも増えてきました。今では有名人だけでなく、政治家や公的な組織でも広報にTwitterやFacebookなどSNSを利用しているところが多くなりました。

 

 

SNSはどうやって収益を得ているのか?

SNSは会員に対しては、基本無料であるところが多く、Facebookやmixi、Twitterなど主だったSNSはどれも無料です。ですがもちろんSNSを運営しているのは趣味の団体などではなく営利団体で、利潤を得ることが目的です。基本無料のSNSにも、利益を上げるビジネスモデルがしっかりと用意されています。そのビジネスモデルの優秀さによって、今日のSNSが大きな市場に成長していったのです。

 

 

広告系売上

広告による収益はインターネットを利用したビジネスモデルとして代表的なものです。GoogleやYouTubeなどでもこの広告収入で大きな利益を上げました。毎日沢山の人が訪れ交流するSNSでの広告収入は、上手く軌道に乗れば莫大なものになります。一口に広告収入と言っても、いくつかそのシステムには種類があります。

 

①セルフ広告

 

ADSとも言われる方式で、広告主は直接Webから広告を出稿できる仕組みです。広告代理店が行う、ターゲットユーザーの設定を広告主が簡単に行うことができます。性年齢、学歴、勤務先、言語、交際状況などや誕生日の人だけを対象にする、ファンページ、イベント、グループ、アプリケーションつながり、友人つながりなどを指定し、最小限かつ最大の効果を得られる広告を行うことが期待できます。

本来なら、このユーザーのデータを得ることにも広告代理店の協力が必要なのですが、SNSでは会員登録の際に、またユーザー同士のつながりのために趣味などの設定、どういう趣味の友人が多いかなどのデータ、などなどマーケティングするときにぜひとも欲しいデータが豊富にあります。

もちろんそれをそのまま広告主に流すことはしませんが、広告主が設定したユーザーに対してのみ広告を送ることができるのです。広告にかかる費用は、基本料金に加えて、CPM(表示回数あたり)かCPC(クリックあたり)の設定が一般的で、関心の薄い相手に表示しても広告費用ばかりかかり広告の費用対効果が下がってしまいます。SNSは、効果的な広告を行うことに適した媒体なのです。

 

②ブランド広告

 

ブランド広告、またはタイアップ広告もSNSでは行われています。SNSと統合的なキャンペーン広告を行うことで、専用のファンページを作成し、それを機軸に広告活動を行います。SNSが持つ沢山の会員を対象にするものです。知名度を上げることを目的にしたり、幅広い客層い求心力のあるような製品に対して行われます。

 

③提携広告

 

マイクロソフトやGoogleといった大手IT企業が用意したバナー広告やスポンサードリンクを表示するものです。広告主はマイクロソフトやGoogleに広告を出しており、その一環として大手SNSに提携広告契約を締結していることがあります。

他のネット媒体との一番大きな違いは①のセルフ広告でしょう。ターゲットユーザーを高精度で絞ることができる、これがSNSの広告ビジネスモデルの特徴です。

 

 

アプリ系売上

ゲームなどアプリに関しても基本無料で行っているところが多いです。アプリでのビジネスモデルは、従量課金制を行っています。アプリ内のデータに価値をつけて商品として収益を得ているシステムです。
アプリのプレイを有料にする定額課金制に比べて従量課金制は、SNSの持つコミュニケーション機能と組み合わせることでより効果的に機能します。同じアプリを利用する、同好の士が自然と集まり、一人で遊ぶより友人たちと遊ぶことで定着率やよりアプリを楽しむための課金へと、誘導できるようなモデルとなっています。
 このビジネスモデルの優秀さは、法的な規制がかかるほど高い効果を上げました。

 

 

プレミアム会員系売上

無料で登録できることが多くのSNSの強みですが、一般会員が使えない機能を使えることに価値を付け、プレミアム会員プランを用意するモデルもあります。検索機能などの強化など、便利になる機能を追加するケースが多いです。
趣味系に特化したSNSに合うビジネスモデルです。ユーザーの投稿した情報に評価機能をつけ、プレミアム会員は評価順に検索できるようにするといった形で運用されています。

 

 

SNS運営の落とし穴

SNSそのものは、形のあるものを直接売るわけでもありませんし、無料会員が相手であるため、サービスのトラブルによる保障といった事も、あまりありません。その点ではコストは低いように感じるかもしれません。SNSを運営維持するのに必要なのは、システムをメンテナンスや拡張するエンジニアやマネージャーなどの人件費を除けば、サーバーのみになります。

このサーバーが、SNSでは意外なほどに費用がかかります。SNSはもちろん、多数のユーザーに利用してもらうことが目的です。そして、利用しているユーザーは継続して日記やコメントなど、コミュニケーションを行っていきます。

一人のユーザーが一日に平均500文字書いたら1kBのデータ量になります。1万人のユーザーが利用していたら1日1MBの容量が消費されます。SNSの古い書き込みは消えず残り続けるので、容量は日々増えていきます。もし写真など画像データを投稿できるようにすると、写真1枚で1MB以上、それが会員が増えるにしたがって毎日増え続けていきます。
一般的なレンタルサーバーが200GBから400GB程度ですので、サーバー1本くらいはすぐに容量不足になってしまうでしょう。
SNSを維持するためには、常にサーバー増設の問題に向かい合わなくてはいけません。

 

 

ホームページやブログによる収益モデルに立ち返ろう

SNSは強力なビジネスモデルではありますが、安定した収益を得るためには相応の規模の設備投資が必要です。
ここで、ホームページやブログによる広告収入を使ったビジネスモデルに立ち返ってみましょう。SNS登場以前の古いモデルで時代遅れ…なんてうことはありません。今でも十分に高い利益をあげられる、設備投資を続けなくてはいけないSNSに比べてサーバー1台でも運営でき、マーケティングが上手くハマれば、小規模SNSよりローリスクで収益をあげることができます。
有名人や人気ブロガーであれば、月にPV収入だけで数100万の収入を得ている方も少なくありません。PV以外の広告収入もありますので、総額はもっと大きなものになるでしょう。
ホームページやブログによる広告収入はサーバー一台、あるいはレンタルサーバー、ライター一人という小規模な出費に対して、大きな収益を上げることができていると言えます。

 

ホームページ、ブログの広告収入

 ホームページ、ブログの広告収入にはいくつか種類があります。広告収入を得るためには一部を除き、無料のレンタルスペースを利用せず、自分でホームページやブログを運営することが必要です。

 

①アフィリエイト広告収入

広告バナーのクリック数に応じて支払われるシステムで、ホームページやブログを用いた広告収益モデルとしては一般的なものです。無料レンタルスペースを用いるタイプのブログでも導入できる場合が多くあります。

 

②PV収入

広告バナーなど広告を設置したホームページやブログに、アクセスがあったときに料金が支払われるモデルです。「1000PV(ページビュー)=30円」といった形で報酬が支払われます。

 

③記事マッチ広告

このモデルは、直接ブログに商品のRP記事を書く広告です。1商品のRP記事につき、5万から300万と幅広い報酬が支払われます。この広告モデルを受けるには、それなりの知名度が必要です。

 

 

ホームページ、ブログの価値を図るには

広告収益の高いホームページやブログとは、どのようなものなのか。それは、PVの多いサイトに他なりません。ステルスマーケティングが問題になったと頃から、広告のバナーへ誘導するような露骨なマーケティングについては自粛傾向にあります。そのような状況でホームページ、ブログの広告収益を上げるためには、書く内容の面白さを高めPVを上げることが、シンプルですが冴えたやり方です。PVが増えれば自然にアフィリエイト収入も増えていきます。

 

 

整骨院、接骨院、整体院での運用

ブログを運営している整骨院、接骨院、整体院の先生もいらっしゃると思います。日々感じていることや、治療に関する思い、あるいは日常起きることを日記のように書いてみたり、患者さまとの交流に使ったり、色々な使い方ができます。中には、自分の持っている技術を活かして、身体に良いストレッチなどの講座を開いていらっしゃる方がおられるかもしれません。

もしブログを訪れるユーザーが多いようでしたら、広告による収益を得られるかもしれません。無料のブログを使ってると表示される広告は提供元に収益が支払われますが、それを自分の用意した広告に変えるのです。

自分でレンタルサーバーか、もしく自宅サーバーを用意してWordPressなどブログ環境を作成し、ブログを見に来る人が興味を持つであろう、たとえば健康の良いグッズのアフィリエイトなどに切り替えれば、それなりにの収益があがるかもしれません。

SNSと違って、設備増強を考える必要は無いので、サーバー一台を用意する経費だけで済みますので、リスクも低く、ブログそのものも院の宣伝になります。

SNSの収益はとても高くなる可能性を持っているのですが、その維持費も大きなものになります。その点、ホームページやブログを使い広告収益を得るビジネスモデルは、維持費を低くでき、ローコストハイリターンのものとなりえます。

ホームページやブログでも、小規模SNS並の利益を上げることは十分に可能です。


TOP> > SNS(ソーシャルネットワーク)の方が収益上がりますか?