エリアマーケティングとは? | ミッシェル・グリーン

エリアマーケティングとは?

カテゴリー:マーケティング
2015年7月9日

エリアマーケティングとは、市場となる地域を正面から捉えたマーケティングを行う手法です。例えば、関西と関東、どちらに出店するかによって、うどんつゆの味を選ぶとったことが、エリアマーケティングとなります。外食店では一般的な認識となっている手法です。

エリアマーケティングという言葉自体は、和製英語になります。マーケティングの考え方が早くから発達したアメリカでは、マーケティングを行う時、エリアの地域性を考えるのは当たり前なのかもしれません。

アメリカのような広い国土を持たない日本であっても、歴史と風土によって形成された多様な地域があり、その地域性は無視できないほど差のあるものです。そこで、エリア別にマーケティング戦略を工夫するという、エリアマーケティング手法が重要視されてきました。

 

しかし、現在、Amazonなどインターネットを利用したネット通販が普及し、エリアという概念が薄くなっているという考え方もあります。かつて成功したマーケティング手法も、時代によって新しい手法へと改良していかなくてはいけません。

エリアマーケティングを行っているサイトとしては、地域ごとに入り口となるサイトを別に用意しているサイトがあげられます。エリアごとの特色を反映させることができ、ユーザーも自分のエリアへと自然に誘導されていきます。また地域の情報を集約することで、ユーザーにとって必要のない情報を減らすことができ、ユーザーの関心度を高める効果もあります。

 

エリアマーケティングのメリットは、ターゲットとなる地域と市場を限定することで、マーケティングの無駄を省き最適な成果をあげていくことです。その結果、顧客満足度が上がり、リピーター率を高めることにつながります。

 

デメリットとしては、ターゲットの外となるエリア外の顧客に対する求心力に劣ることです。ターゲットにした市場と、製品が本来売れるはずだった層との間に差があると、機会を逃してしまうことになります。正確な市場分析がエリアマーケティングにおいては重要になります。

 

治療院では、エリアマーケティング手法は効果を発揮する余地が多い手法です。

ネット通販によって、エリアマーケティングの概念について再考されることもありますが、治療の技というのは、先生と患者様が同じ場所にいないと提供できない、特別なサービスです。そのため、先生が活動できる範囲、または患者様が来院できる範囲であることが市場規模となりますので、そういった院を経営されていらっしゃる先生にとっては、エリアマーケティング手法は武器となるはずです。

エリアマーケティング手法プロセスは、調査分析、実施、評価の三段階にわけて導入するのが良いでしょう。整骨院、接骨院、整体院での導入として、役に立つデータとしては、人口分布や世代構成、高齢者数、中夜間人口差など国勢調査のデータなど、利用できるものがあります。また患者様とのコミュニケーションも、小さなエリアでもそれぞれ違った地域性が見えてくることがあります。

自分の治療院のある地域に注目し、地域性を知ることは、売上の面だけでなく、患者様との信頼関係の構築にもきっと役に立つことでしょう。


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