治療院の経営者のためのマーケティング論 | ミッシェル・グリーン

治療院の経営者のためのマーケティング論

カテゴリー:マーケティング
2015年7月29日

Xperia(エクスペリア)をご存知でしょうか。ソニーモバイルコミュニケーションズが出しているスマートフォン、タブレットのブランドです。「さまざまな体験を生み出す場所」という意味を持つXperiaは、iPhoneに続く人気スマートフォンです。

Xperiaに触れていると、あの機種に込められた、成功譚のようなものが垣間見えます。人々が何を求めていて、何を持ち歩きたいか、Xperiaにはそれをどうやって実現したのかという、一つのモデルです。

 

現代社会で成功するためには

現代社会において整骨院、接骨院、整体院のマーケティングを成功に導くためには、サイトやSNSの活用は、今や必須といっていいでしょう。そして、この傾向は今後も続きます。今後ますます、県内中、日本中、そして世界中に治療院の情報を発信し、それをより多くの人に受け取ってもらうことが重要になっていくでしょう。

また、成功を理想のままにしておかず、どうやって実現するか、ときには現実と理想の二つの間で、激しくぶつけ合うことで、成功を実現するへと持っていきます。そういった成功に対する貪欲さも、現代社会におけるこれからの治療院の成功につながっていきます。

そして、楽しみましょう。マーケティングで成功するためには、たくさんの時間を惜しまず理想の実現のために注ぐことが、成功への道になります。たくさんの時間を理想に注ぐには、先生が楽しむことが必要です。やりたくない仕事であれば、時間を沢山注ぎ込むことが苦痛になり、怠け心に負けてしまいます。

治療家であることを先生自身が楽しみ、そしてそんな自分に誇りをお持ちになることです。誇りは自信に。治療だけでなく経営・マーケティングについても情熱を持って治療院を経営する。情熱について、スタッフや外注のマーケッターと議論を交わす。こういったモチベーションを日常的にお持ちになることが、治療院をより良く経営していく上で役立つでしょう。

 

治療家のマーケティングとは

治療家のマーケティングのありかたとはなんでしょうか?鍵となるのは、やはり繋がりです。治療家ではありませんが、私も様々な方々と出会います。出会いは時に、一人では想像もつかないくらい遠くまで、一瞬でたどり着く素晴らしい縁となります。

そういった出会いを重ね、大切にし、何度も何度も繋がりを広げていくことで、いつしかその輪はとても巨大なものになっていることに気がつくでしょう。一人一人の持つ潜在的な繋がりや能力は計り知れません。出会った時には活かされなくても、いずれとんでもない一大市場に発展することもあります。

ですので、短い視点、たった数ヶ月の浮き沈みに一喜一憂して振り回されることは、先生ご自身であっても、先生の周りの方々のことであっても、避けるようにしましょう。長期的な視点はとても大切です。大きな利益を継続して生み出そうとするのであれば、短い時間で簡単にいくはずがありません。マーケティングには根気強さも必要です。
 
マーケティングを行うのには、外注のマーケッターに手を借りるのもいいでしょう。優秀なマーケッター一人は、一企業に相当します。なぜならそれだけの多様性、考え方、そして行動が伴わなければ信頼は生まれず、それらは売上に直結します。

マーケティングにはインターネットもぜひ活用しましょう。インターネットには様々なインターネットのしきたりのようなものもありますが、画面の向こう側で操作しているのは人間です。顔も見たこともない相手との縁に、食わず嫌いしたくなる気持ちもよく分かります。ですが、優秀な治療院の経営者には、そういった新しい世界にも対応する柔軟性を持つものなのです。

 

優秀な治療院の経営者

優秀な治療家であると同時に、優秀な治療院の経営者にもご自分の治療院を持つ先生はならなければなりません。優秀な治療院の経営者とは、良い意味で繊細です。笑みを絶やさず、様々な日々の暮らしの中で見つける小さな喜びを大切にします。それが最終的に、大きな成功へとつながることが多いようです。

もちろん先生も、優秀な治療院の経営者である可能性はあります。毎日張りのある、人として豊かであるのなら、優秀な治療院の経営者としてのファーストステップをクリアしていると言えるでしょう。人として豊かであることは公私を問わず尊敬を受けるべき、素晴らしい特質です。

 
いつも気持ちを上げていきましょう。繁盛している治療院が画期的な成功を数ヶ月で成し遂げたとしても、慌てることはありません。

「それならば、私は年単位で、もっと新しいなにかを生み出してみせる」

この状況で、そんな考えを持てるのならば、先生は優秀な治療院の経営者として成功する可能性をとても多く持っていらっしゃるといえるでしょう。たとえ他の先生に差を付けられても、腐らず焦らず、前向きで余裕ある考えを持つことが、周りからも支持されます。優れたアーティストの作品が、時間を置いて正当な評価をされることがあるように、またはひたすら努力を継続し、大成するスポーツマンのようにです。

独創的なアイディアと、ぶれない心を持つことは決して容易ではないでしょう。優秀であるということは中々得難いものです。ですが、治療家として、経験を積まれてきた先生ならば、そういう資質をもつ素地はできているかもしれません。もしかしたら、もうすでにお持ちかもしれません。

 

どっしりと構える

Windowsを販売しているマイクロソフトは、商品化する直前まで根幹を緻密に構成していたそうです。そして商品化決定後は、迅速に迷うこと無く展開します。私は、この方法はすべての事柄に、そして治療院のマーケティングにも通じると思っています。マイクロソフトのやり方の正反対の手法とは、見切り発車でスタートし、スタートした後でこれで本当に良かったのか自信なく悩み、まごつくようなものです。これは、どんな場面でも断固回避すべきだと私は考えております。

どっしりと構える、心の強い方であれば、決してそのような誤ったスタートをきりません。世界有数の成功者であるマイクロソフトも、それをよく分かっていたのです。もしかしたら言われるまでもなく、治療家として人の体を扱う先生にとってはそのようなこと当たり前のことなのかもしれません。

タイム・イズ・マネー、時は金なりともいいますが、それよりも熟考してゆっくりと進めることも大切なことがあります。治療院の経営者となられた先生にとっては、特にそのような場合があるでしょう。私は、急ぐことも重要であるとも思っていますが、一息つくほうが、より知性を活性化すると考えています。

一服しながらのアイディアは、悩んでいた時には思いつかないような独創性を持っていることがあります。それを忘れないように書き付けておく習慣を持つのもきっと役立つでしょう。それ以上に、素晴らしい仲間と有意義に流れる時間!悩みもしばらくは忘れ、楽しみましょう。コーヒータイムだけではなく、夜も有効に活用するとなおいいでしょう。くだけた時間こそ、更に素晴らしいアイディアの宝庫になります。

 

会話する時間を持ちましょう

人との出会いが大切なのは、先に申し上げましたが、その出会いを活かすためにも、彼ら彼女らと話し合う機会をたくさん作ってください。相手は、必ず先生を驚かせるような“なにか”を持っています。

治療院の経営者となられた先生には、時に科学者のような精密さが求められる場面があります。感覚ではなく複雑な計算で対応しなくてはいけないような、難局と必ず直面します。そんな時は、先生といえども途方に暮れてしまうかもしれません。ですが、その時、これまで出会った有志がいれば、きっと大丈夫です。

ふわふわとした確証のない理想論で大丈夫だと言っているのではありません、偉業を成し遂げた方々にも、そういったサポートなしに成功してきた者はほとんどいないのです。あらゆる成功の奇跡には、成功者を助けた、有志がいます。彼らを見習うのが成功の近道であるならば、出会った有志さえいれば、難局であっても必ず乗り越えられるというのが、確かな方法論なのです。

 

最後に

結局のところ、治療院のマーケティングとはどうすればいいのでしょうか?

それはすべて「人として豊かであること」という部分に集約されます。沢山の友人と出会い、心に余裕を持ち、そして出会った友人たちと交流をする、そうした豊かさが、治療院の経営者となられる先生がもっとも大切にすべき点なのです。

何もかも一人で抱え込むのは、悩みであれ資産であれオススメしません。そんなものは、時として成功するために、放り出すことが最上の選択となる場面があるのです。それを、先生がご自分の意思で判断して、作らなければいけません。

それを、達成できる先生ならば、きっと治療院の経営も上手くいきます。


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