今熱いソーシャルメディア10選 | ミッシェル・グリーン

今熱いソーシャルメディア10選

カテゴリー:マーケティング
2015年7月1日

ソーシャルメディアという用語が使われるようになって、早10年ですが、その間にソーシャルメディアも栄枯盛衰を繰り返してきました。Facebookのようなサービス開始当初からソーシャルメディアのパイオニアとして活躍を続けている老舗もあれば、LINEやInstagramのような比較的最近登場して、一気に流行したものもあります。

2015年現在、あなたの趣味やビジネスといった目的にはどのソーシャルメディアが最適か。今流行している、“熱い”10のソーシャルメディアを紹介していきます。

 

 

1.Facebook(フェイスブック)

Facebookは2004年にサービスを開始し、当初は学生向けサービスだったものを2006年に一般にも公開されたSNS(ソーシャルネットワーク)で、今や月間アクティブユーザー数ですら世界で13億5000万人ものユーザーが利用する、世界最大のSNSです。世界の6人に1人はFacebookを利用しているということになり、日本の総人口が1.27億人ですので、日本人全員の10倍の人々が少なくとも月に一度はFacebookで情報を発信しているということです。
 SNSについてについて調べようと思ったら、まずFacebookの存在を外すことはできないでしょう。

 

なんといっても世界最大

Facebookの最大の特徴は、その規模です。SNSのパイオニアとして黎明期から運営しているにもかかわらず、これだけの規模のSNSを安定して維持と成長をできているということが何よりの利点です。会員数と規模は、それだけでコンテンツの価値になります。そして、流動の激しいインターネットビジネスにおいて、安定していることは本格的にサービスを利用しようと思ったなら、ぜひとも考慮すべき点です。

 

Facebookのユーザー層

FacebookはmixiやTwitter、LINEにくらべて高齢層の利用が非常に高い傾向にあります。これは日本だけでなく、世界共通の傾向のようです。また日間のアクティブユーザー数も8億6400万人と多いのですが、そのうちモバイルユーザーは7億300万人です。スマホの普及によって、いまやモバイルユーザー数は利用者の約81%と過半数を占めています。

 

Facebookの特徴

 Facebookは実名登録ですので、お互いに相手を認識して会話する「対話」がしやすいという特徴があります。また広告を掲載する際に、Facebookに入力されたユーザー情報から、最適なユーザーを選別して広告することができます。いいね!機能は、Facebook外にも連携していることが多く、いいね!の数は強い影響力を持ちます。

友達だけでなく、仕事上の関係の人ともつながるFacebookは、さまざまな目的に対応できる定番のSNSと言えるでしょう。

 

 

2.Twitter(ツイッター)

140文字という文字制限が特徴的なTwitterは、世界で月間アクティブユーザー数2億8400万人が利用しているSNSです。日本国内だと1980万人となります。

 

 

情報拡散性の高さ

Twitterにおいて、最も特徴的と言える要素は、その情報拡散性の高さです。ある人がツイートした(つぶやいた)内容が、リツイートされることによって、フォロアーのフォロアーへ、フォロアーのフォロアーのフォロアーへ…と全く面識も関わりすら無かった人にまでツイートが届くことがよくあるということです。Twitterを利用するユーザーは良くも悪くも、この特徴を理解しておく必要があります。

身内だからとツイートした内容が、思わぬところまで拡散してしまったケースは数えきれません。

 

Twitterの利用層

日本においてはFacebookよりアクティブユーザー率は高いTwitterでは、一日に5億件ものツイートが誕生しています。Twitterユーザーのうちモバイルからのアクセスは76%であり、「なう」の文化に見られるように、いつでもどこでも利用できることや、今感じていることを発信することを目的とするユーザーに好まれています。

 

 

3.LINE

LINEは2011年にサービスを開始したSNSです。スマートフォンやフィーチャーフォンといったモバイル特化のSNSで、チャット機能や通話機能を持ちます。ブラウザ上ではなくアプリで動作します。登場以降、順調に会員数を伸ばし、現在では会員数4億人を突破しています。

 

無料通話機能

LINEの特徴は、無料通話機能を備えていることです。docomo、au、SoftBankなどキャリアに関係なく無料通話が楽しめます。これはパケット通信を利用したインターネットサービスですので、通常の電話料金はかかりません。スマートフォンの場合、パケット通信定額プランに加入しているユーザーが多いので、LINEをインストールすれば電話がかけ放題ということになります。

さらに普通の電話には無い、複数人とのグループ通話も可能です。

 

ゲームとスタンプ

LINEはチャットと通話というコミュニケーションツールという側面が強いですが、パートナーアプリも充実しており、LINEと連動するゲームも人気です。チャットで使えるLINEスタンプは、ひとつの文化という様相を呈しており、単価が安いこともあって大人から子供まで、LINEを使用している人は気軽にスタンプ機能を楽しんでいます。

 

LINEの利用層

Twitterと並んで若者の利用が多いです。そして特筆すべきは月間アクティブ率90.6%という驚異的数値です。また親子で利用するというケースも多く、中高年にもなかなかのシェアを得ています。

 

 

4.Google+(グーグルプラス)

検索エンジン「Google」の開発元であり、今や世界に名だたる大企業Google、そのGoogleが手がけるSNSがGoogle+です。

Google+が始まったばかりのころは、Facebookなど他のSNSとの差別化や、シェアを得ることに苦労している様子でしたが、最近はYouTubeやgmailといったGoogle傘下のサービスとの連動を行い、現在では登録ユーザー数、11億5000万人を突破しました。規模で言えばFacebookに次いで世界2位のSNSです。

 

豊富なGoogleコンテンツとの連動

Google+の特徴は、なんといっても豊富なGoogleが提供するコンテンツとの連動です。情報の共有をコンセプトに、さまざまなインターネットライフをGoogle+と関連付けられるようになっています。Google+のアカウントが、インターネットにおける名刺のような役割をするかもしれません。

 

Google+の利用層

Google+は幅広い年齢層の登録ユーザーを擁します。しかし、その月間アクティブ数は、35%に過ぎません。その数値は、他のSNSと比べて高い数値とはいえません。

Google+はgmailなど、Googleコンテンツを利用するために、Googleアカウントを作成したときに、Google+のアカウントも簡単に作成できます。そのためかなり幅広いユーザーが、Google+のアカウントも作成したものの、Google+を本格的に利用するまでには至らなかったという状況のようです。

 

 

5.mixi(ミクシィ)

SNS黎明期からサービスを開始し、かつては日本最大のSNSでした。一時期はユーザー減少に悩まされていましたが、2014年の8月の発表で、減少が止まり回復傾向に転じたと公表されました。現在、かつての栄華を取り戻そうとしているSNSです。

 

元祖匿名性SNS

mixiは実名登録で現実の友人や仕事仲間との交流を目的としたFacebookに比べ、匿名での利用に対応していました。mixi内を非会員が外部から検索することはできず、クローズドな環境をユーザーに提供していました。結局Facebookの成功と、mixiのオープン化によって匿名性より実名性にSNS界は向かうことになりました。

しかし、近年はSNS疲れという言葉が目立つようになってきています。Facebookの実名性や、Twitterの情報拡散性、LINEのメッセージを読んだか読まないかまで相手に伝わる既読スルー問題など、強い情報共有に疲れを感じるユーザーが増えてきています。元祖匿名性SNSのmixiに、ユーザーが回帰するという流れが起きるかもしれません。

 

モンスターストライク

近年のmixiの復活は、モンスターストライク(モンスト)の成功が大きいでしょう。mixiアプリのサービスを開始した当初は、パートナー企業のアプリをプラットフォームアプリとして提供していましたが、モンスターストライクはmixiが開発したネイティブアプリです。モンスターストライクが成功した理由は、また別の話になるので本記事では触れませんが、ネイティブアプリの質がSNSの価値を上げることに繋がる一例だと思います。

大量に集めたプラットフォームアプリより、優れた一つのネイティブアプリ。これからはそういう流れなのかもしれません。

 

mixiの利用層

2013年のデータになりますが、月間アクティブユーザー数は約1300万人と発表がありました。月間アクティブ率は60.3%で、なかなかに高いアクティブ率を誇ります。

かつての栄光が完全復活したわけではありませんが、モンストの大黒字に後押しされて、mixiは時代の流れを掴もうとしているのかもしれません。

 

 

6.Instagram(インスタグラム)

ここ1,2年で日本を席巻している新しいSNS「Instagram」。モバイル端末のデジカメ機能を活かす写真共有SNSです。ただ写真をアップロードするだけでなく、様々なフィルターをつけて、写真を加工することができ、そしてそのまますぐにアップロードできます。アップロードした写真をもとにして、他のユーザーを繋がっていくのです。

 

他のSNSとの連携機能が充実

InstagramはFacebookやTwitterと連拳しており、 Instagramで撮影、加工した写真を Instagramにアップロードすると同時に、簡単にFacebookやTwitterにシェアすることができます。Twitterを利用している方は、「 Instagram」という表示がされている写真付きツイートを見かけるようになったと思います。

現在、 InstagramはFacebook傘下ですが、Facebookが系統は違うとはいえ同じSNSである Instagramを買収したのは、その連携機能を評価したのかもしれません。

 

Instagramの利用層

比較的新しいSNSですが、 Instagramのアクティブユーザー数は月間3億人を突破し、月間アクティブユーザー率は76.7%と、アクティブユーザー率でいうならTwitterを超えます。

29歳以下の若者層によく利用されており、オシャレな雰囲気と他のSNSとの連携機能が、モバイルを使いこなす層から高い支持を得ているようです。今、最も熱いSNSの一つと言えるでしょう。

 

 

7.Pinterest(ピンタレスト)

Pinterestとは2011年後半頃から話題になった画像共有SNSです。公式見解ではSNSといったソーシャルメディアでは無いということですが、Instagramなど他のSNSと同じように他のユーザーがアップロードした画像をシェアすることもでき、ソーシャルメディア的要素の高いサービスです。

 

 

スクラップブックに似たサービス

PinterestはInstagramと比較されることの多いSNSです。ですが、Instagramがデジカメの延長上にあるサービスなのに比べてPinterestはウェブ上にあるスクラップブックのようなサービスです。

画像をアップロードできるサービスですので、もちろん自分で撮った写真を扱うこともできるのですが、それよりもウェブ上の画像を保存し、「ボード」と呼ばれるスクラップブックに保存するという使い方を想定されているシステム構造になっています。

ボードには名前が付けられるので、同じファッションの写真でも「購入」と「プレゼント」では、何のために保存したのか違う意味が伝わってきて、別の楽しみ方ができます。

 

Pinterestの利用層

Pinterestは2014年時点で、月間アクティブユーザー率73.4%とTwitterやInstagram以上のアクティブユーザー率を叩きだしています。統計的にはインターネットユーザーの28%がPinterestを利用しているということになります。

またユーザーの男女比は、女性8割、男性2割と女性からより高い支持を得ているようです。全アクティビティの94%が女性になります。

 

 

8.YouTube(ユーチューブ)

動画投稿ソーシャルメディアの雄であるYouTubeは、サービス開始から今日まで、市場をリードし続けてきました。現在はGoogle傘下の企業として、収益化に向けて先進的な試みを、さまざまな形で実施しています。YouTubeパートナープログラムを使って生計を立てるエンターテイナー「YouTuber」は、今や職業の一種として成立しています。

 

他のSNSとの連携機能

黎明期からある老舗動画投稿SNSだけあり、各SNSにはウェブ動画とシェアするならまずYouTubeからという意識があるのかもしれません。Facebook、Twitter、PinterestなとさまざまなSNSが、YouTubeの動画をシェアすることに対応しています。

ツイートの中にYouTube動画が埋め込まれているのを見かけることは多いと思います。

 

YouTubeの利用層

同じ動画投稿サービスであるニコニコ動画と比較した場合、YouTubeは中高年の利用率が高めであるという特徴があります。YouTubeでも10代、20代の比率が一番高いのですが、ニコニコ動画が30代までの利用者が約68%を占めているのに対して、YouTubeは55%です。YouTubeでは45%は40代以上の利用者が利用している、一般的な動画投稿プラットフォームだといえます。

 

 

 

9.LinkedIn(リンクトイン)

LinkedInは、2014年には会員数3億人を突破した、ビジネス特化形のSNSです。日本ではあまりシェアを得ていないようですが、海外ではビジネスの出会いと交流を作るSNSとして、沢山の方が利用されています。

 

 

ビジネスとSNS

ビジネスSNSというのを日本的に例えるなら、名刺交換です。ただ氏名や連絡先、立場が書いてある程度の名刺と違い、LinkedInにはたくさんの情報が書いてあり、また更新されていきます。連絡を取りたいと思えば、取ることができ、そして一緒に仕事がしたいと思えば誘うことができる、それがLinkedInです。

また、LinkedIn上の友達の数=人脈として捉えられるなど、ビジネスとSNSの特徴を上手く融合させています。

 

日本での利用

日本においてはLinkedInはあまり高いシェアは持っていません。ヘッドハンティングによるキャリアアップなど転職のための使い方が日本の職業観とあまりマッチしていないのかもしれません。

日本では、ビジネスSNS市場においては、ウェンテッドリーが大きくリードしています。こちらは、リクルートを重視したツールで、ヘッドハンティングというより転職したいと考えたユーザーをサポートするような使い方をされています。

 

LinkedInの利用層

ビジネスSNSの性質上、30代以上の利用が過半数を占めているという特徴があります。日本では利用者が少ないサービスですが、SNSの勢いは日本でも変わりませんので、これから日本でも広まる可能性が十分にあります。

また今年の1月にFacebookが用意したビジネス特化SNSであるFacebook at Work もテスト運用を開始しました。ビジネスSNSも今熱いSNSジャンルと言えるでしょう。

 

 

10.Ameba(アメーバ)

アメブロ(アメーバブログ)で有名なAmebaですが、とてもSNS的なサービスです。アメブロは交流を重視したサービスで、情報を発信するだけでなく、発信された情報に対してのアクションが集まる体制を環境作りに力を入れています。無料ブログサービスで、アメブロが大きなシェアを得たのは、SNS的な要素を取り込んだ先進性があったのも、大きな要因でしょう。

 

SNS的なつながり

アメブロにはSNSにあるような機能が多く盛り込まれています。訪問者との交流のキッカケになる足あと機能「ペタ」、登録した友人にしか閲覧のできない記事などの設定ができる「アメンバー」、個人同士のコミュニケーションができる「メッセージ」、そして、Twitterのように今をつぶやくことができる「なう」。
 SNSで熱いと言われている機能は大体取り扱っているのです。

 

Amebaの利用層

年齢層では10代、20代のユーザーより30代、40代の比率の方が高いというデータを持ちます。男性の方が若干多いですが、男女比も、男性ユーザー率56%、女性ユーザー率44%と偏りが少ないサービスです。
アメブロの売りであり、芸能人のブログコンテンツから、ネットに強い若年層よりも、高い年齢層から評価を得ているのかもしれません。

 

 

最後に

以上、10のSNSを紹介させていただきました。
全体的なユーザー利用層では、やはり20代以下のソーシャルメディア利用率が高いようです。その中でも、FacebookやAmebaは、幅広い年代にバランスよく求心力を持っていると言えるでしょう。

総務省の調べによると、2012年では、コミュニケーション系メディアの利用は、どの世代でもメール、ショートメッセージサービス(SMS)が一番利用されていましたが、2013年になると、20代以下ではソーシャルメディアを利用する時間の方が増えています。休日になるとその差は顕著になり、休日ではソーシャルメディアの利用時間とメール・ショートメッセージサービスの利用時間の全世代平均がほぼ同じになります。

コミュニケーションメディアとして、ソーシャルメディアは今や代表的なメインツールとなっています。ソーシャルメディアはどれか一つだけを利用するものではなく、複数のソーシャルメディアを利用してもよく、今のソーシャルメディアは連携機能を重視しているものもあります。

どのソーシャルメディアを利用するのか、読んでいただいた皆さまの参考になったのなら幸いです。


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