マーケティング・リサーチ | ミッシェル・グリーン

マーケティング・リサーチ

カテゴリー:マーケティング
2015年8月7日

マーケティング・リサーチとは、日本語では市場調査のことで、顧客の需要を調査する手法のことです。企業などの組織が、商品やサービスを顧客に提供するために、顧客を知り、顧客の需要にあった商品、サービスを企画することで、効率的な販売活動を行うことができます。この顧客の行動を知るという活動が、マーケティング・リサーチです。

このとき、顧客側からアクションをするような情報収集は、マーケティング・リサーチ手法には含めません。例えば、口コミ投稿やお客様相談窓口のような顧客が自分の意志で情報を企業に発信するという手法は、マーケティング・リサーチではありません。このことにより、買う、買わないなど行動で示すような、顧客の意見を商品、サービスに取り入れることができます。

マーケティング・リサーチサイト手法を取り入れているサイトとしては、よく見かけるものとしてアンケートがあります。顧客である会員を対象にしたアンケートだけではなく、アンケートの回答に懸賞などをつけたり、アンケートをアルバイトの一種のように扱い回答した方にもれなく報酬を与えるなど、顧客以外からも広く調査するサイトもあります。インターネットの発達により、マーケティング・リサーチは、以前よりも低いコストで効率よく実行できるようになった手法と言えるでしょう。

 

メリット

マーケティング・リサーチのメリットは、顧客が本当に望んでいるもの、魅力を感じるものを作るための情報を収集し、反映できることです。広告や製品は、一度テレビなどのマスメディアや小売店など流通を経由して、顧客の元に届けられます。マーケティングを行った企業が直接、顧客とやりとりするわけではないので、顧客が商品を受け取って何を思ったのか、それをマーケティング・リサーチによって、企業へフィードバックすることができます。

こうして集められたデータは、マーケティング戦略のうち、無駄な部分を減らしていくことができます。需要のない商品、必要でない要素など無駄なコストが削減さえ、商品が適正価格に近づいていくことへの力になります。企業が一方的に購買意欲を刺激して必要以上にものを買わせるような、企業だけにメリットのある状態を目指すのではなく、企業、顧客の双方にメリットのある、健全な経済の発達と消費生活の向上を図るのに役立ちます。

 

デメリット

マーケティング・リサーチのデメリット、問題点として、正しい情報を収集するということが難しいという点にあります。

マーケティング・リサーチの重要性は広く広まり、インターネットの発達から昔よりも気軽にマーケティング・リサーチを行えるようになった現在でも、需要を見誤り、市場に受け入れられなかった商品、サービスというのは無数に存在します。集められた情報が正確かどうかというのは難しい問題です。アンケートに特定の傾向を誘導するようなものはなかったか、アンケートの選択肢は適切なものだったか、調査した対象と市場にズレはないかなど、さまざまな要素がからみます。

例えば、骨盤矯正の需要を調べるときに、「スタイルを良くしたいと思いますか?」という設問の場合、良い状態とそうでない状態を比較するのですから、「はい」と答える人が多くなります。その割合は、骨盤矯正に興味がある人の割合とズレが生じてしまうでしょう。情報を集め、それが正しいか、しっかりと分析、評価しなければ、マーケティング・リサーチは需要から外れた結果を生み出してしまうことがあります。

 

治療院での活用は?

整骨院、接骨院、整体院でも、マーケティング・リサーチは積極的に取り入れるべき手法です。治療院の市場を把握し、どのような問題がみなさまを悩ませているのか、それを知ることができたら、自然と患者様の求める施術メニューを構築することができるでしょう。設備も必要なものだけを揃えることができ、コスト削減にもつながります。最適化されたコストは、施術メニューの適正価格にも反映でき、近隣の治療院との差になります。望む治療を受けられたことで、顧客満足度も上昇し、リピーターも増えるでしょう。

割引クーポンのあたるアンケートをサイトに設置するなど、マーケティング・リサーチを導入することで、これまで見えてこなかった市場の傾向が見えてくるかもしれません。


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