ウェブ広告の効果の指標「CTR(クリック・スルー・レート)」 | ミッシェル・グリーン

ウェブ広告の効果の指標「CTR(クリック・スルー・レート)」

カテゴリー:マーケティング
2015年9月9日

CTR(クリック・スルー・レート)とは、一言で言うならクリック率のことです。

「CTR=クリック数÷広告が表示された数」

インターネット広告にどれくらい効力があるかを示す指標としてよく使われており、広告がユーザーに表示された数(インプレッション数)のうち、クリックにつながった割合です。

 

CTRはもっとも知られている指標

CTRはネット広告の効果指標として最も知られているものの一つで、ネット広告が世に広まりだしたた最初に「効果を測る手法」と広告関係者に意識されたのもCTRだったそうです。簡単に計算できるシンプルな計算式で、いわば「広告の集客力」を数値化するというインターネットの特性を活かした新しい数値指標として、インターネット広告そのものと同時に高く評価されました。

インターネット広告効果の指標が他にも増えた今でも、CTRの上下に一喜一憂する広告業者は珍しくありません。

 

CTRの意味

クリック率という単純明快な計算式を持つCTRですが、この指標を活かすには、CTRが何を意味するのか正しく理解しなければなりません。単純だけど奥が深く、その強みと弱みを知ることでインターネットを使ったマーケティングの効果を評価し、正しく改善に結びつけることができるようになります。

CTRには2つの意味があります。

 

興味を惹いているか

CTRが高くなる条件の一つは、クリック数が増えることです。

数整骨院、接骨院、整体院など治療家に興味があるユーザーでも、表示された広告が興味を掻き立てるものではなければクリックはしません。クリック数が思うように増えないということは、広告が興味を掻き立て、見た人にどう行動して欲しいのかが上手く機能していないといえます。

クリック数を高めるには、A/Bテストと呼ばれる方法があります。これは、二つ以上のバリエーションを用意して、どっちがCTRが高くなるかを比較するというシンプルな方法です。ただし、無限にバリエーションを作るわけにはいかず、一体どの部分によってCTRに差が出たのか分かりにくいという欠点があります。

シンプルな方法ですので、人間の解釈によって判断する部分はどうしても多くなります。

 

広告を閲覧しているユーザーはターゲット層と合っているか

CTRが低くなるもう一つの条件は、インプレッション数ばかり高くなることです。多くの人に見られているのだからいいのではないかと思われるかもしれませんが、これは広告に興味を持つであろう層(ターゲット層)に届いていないということで、インプレッションがあってもターゲットが見ていなければ、マーケティングの意味がありません。広告を載せる媒体を利用しているユーザーにターゲットがあまりいなければクリックされないのは道理です。

例えば、Yahoo!のようなページで、広告が表示される部分が、トップページ、自動車ページ、美容ページの三つでは閲覧する層に大きな違いがあることがイメージできると思います。それぞれの層に合わせた広告を配置することでCTRは向上します。これが、広告を閲覧しているユーザーはターゲット層と合っているかということのイメージです。

 

広告以外での活用

CTRはウェブ広告の効果の指標ですが、治療院のホームページやメルマガが有効かどうかという指標にも使えます。

 

治療院のホームページでもアクセス解析を活用しよう

CTRはアクセス解析だけで簡単にできる手法です。トップページのアクセス数と他のページのアクセス数、施術のページや問合わせのページ、そして実際にあった問い合わせの数と来院者数。これらを比較することで、ホームページの集客力の指標を見ることができます。

ホームページを改善しようとしたときに、このCTRがどう変わったかというのが改善が成功したかを知る一つの方法です。

 

メルマガでは開封率とクリック率

メルマガ(メールマガジン)は、顧客に定期的に発行される企業からのメールです。海外ではニュースレターなどという呼び方もされます。治療院でも、メルマガを活用することで、治療院で行われる新しい施術のお知らせや、割り引きイベントのお知らせなど、患者さまとの関係を維持しながら患者さまが治療院を必要とされた時に、まっさきに先生のことが浮かぶようにするためのマーケティング手法です。ダイレクトメールに比べればコストも安く、メルマガを作る時間さえあれば簡単に実施できます。

しかし、せっかく作ったメルマガが、どれくらい効果があるのか、今のままでいいのか、改善した結果どうなったのか、そういった結果のフィードバックがなければ制作していく方針が立てられません。メルマガを読んで、何人の人間がメルマガからホームページにアクセスしたのか、「CTR」はメルマガをどう改善していくか指標になります。

評価することはマーケティングで重要な要素です。行動力は重要です。ですが今進んだ道が正しかったかを知ることができなければ気が付くと道を誤り大きな損失が発生していることがあります、逆に言えば道を間違うことがなければまっすぐ成功へと進むことができるでしょう。


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