LINEとは別のアプリ「LINE@」 | ミッシェル・グリーン

LINEとは別のアプリ「LINE@」

カテゴリー:マーケティング
2015年9月29日

マーケティングを行うためには、広く開かれたコミュニケーションが必要です。ですがLINEは閉じたコミュニケーションに向くSNSです。LINE自体に広告を載せるプランもありますが、そちらは月額百万単位でコストのかかるものになります。

LINE@は、LINEとは別にダウンロードするアプリです。通常のLINEアカウントと連携して使用しますので、LINEも別に必要です。LINE@は個人、中小企業向けの情報発信重視のアプリで、できることをまとめますと…

友達登録してくれた人全員に一括メッセージ送信機能
友達登録してくれた人との一対一のトーク機能
自動応答メッセージの設定機能
クーポン、PRページなどの配信機能
ホーム投稿機能
友達数、ホーム投稿などのインサイト確認機能

といったことができます。

 

利用プランは、メッセージ1,000通までは無料、50,000通までは月額5,400円、それ以上はメッセージ数に応じて増えていくというシステムになっています。メッセージは吹き出し1つにつき1通計算。100人の友達に送れば一回で100通消費します。

またトークではメッセージ数は消費しませんので、理論上は一人一人トークだけで情報を発信すればいくら送っても無料です(とてもやってられないと思いますが)。

LINEマーケティングの効果が高くなる(友達登録が増えメッセージ量が増える)に応じて料金が発生するようになっており、効果が出ていないうちは無料プランで十分ということになります。

このLINE@を使ってマーケティングすることが基本となります。

 

LINEを使った7つのマーケティング

 

1 友達を増やしてメッセージ送信

至ってシンプルな方法ですが、LINE@で友達登録の数をひたすら増やし、一括メッセージ送信でキャンペーンなど情報を発信する方法です。女性向けファッションブランドの事例ですが、セール対象商品1つあたり20万円から50万円売り上げが上がったそうで、メールマガジンよりも費用対効果が高い結果になったようです。

友達の増やし方は、ホームページや他のSNS、治療院のチラシなどに追加ボタンやQRコードを添付することで、友達登録数を増やすことができます。

 

2 定期的なクーポン配布

友達登録している方限定クーポンを定期的に配布することで、クーポンで集客しつつ友達登録を増やし次のクーポンキャンペーンでの来院者数増加を狙います。クーポンは値段を下げる以外にも、美容系のメニューを売りにされていらっしゃる先生であれば、通常の施術を利用していただけた方に体験で短時間の別のメニューを提供して新しいプランへのフックにするといったクーポンも考えられます。

 

3 友達登録にクーポン

先生の治療院を利用される可能性のある方の友達登録が多ければ、一括メッセージによる広告効果はずっと高くなります。

「LINE@登録で当日から使える割り引きクーポン」配布を行うことで、ホームページを見て治療院を利用しようと思っていただいた方や、治療院に来院していただけた方にご案内することでリピーター率を高めることができます。来院された方へのご案内方法は、口頭で案内するよりも手渡しチラシの方が効果が高かったというケースもあり、チラシと組み合わせると良いかもしれません。

 

4 タイムリーな突発マーケティング

飲食店の事例です。街角にお店を構える多くの飲食店共通の悩みである、悪天候の日に客足が遠のくという問題がその飲食店にもありました。店長はこの問題を逆に利用します。LINEマーケティングを始めた店長は、悪天候になると「ホットコーヒー無料プレゼント」という当日限定クーポンを配布しました。そのお店の友達は「300人」、クーポンを利用したのは「30人」でした。一割もの方が悪天候にも関わらず来店されました。

即時性が高いメッセージ機能を持つLINEだからこそ、状況に応じて臨機応変な突発マーケティングを実施することができ、売上増大という成果に結びつきました。

 

5 LINE@を使ったメールマガジン

LINE@の特徴はコミュニケーションツールとしてハードルが低いことです。メールマガジンもアドレスを登録するだけではありますが、それでも利用者のうちメルマガの登録率は1~3%ということも珍しくありません。

メルマガを7年間続けていたエステサロンがLINE@を導入してみたところ、LINE@と友達登録数が、1年でメルマガの会員数を追い抜いたそうです。そのエステサロンでは、店頭で紹介したときの登録率はメルマガ1%なのに対してLINE@は10%、10人に1人は登録していただけたそうです。LINE@がコミュニケーションツールとしていかにハードルが低いかが分かる事例です。

 

6 LINE@を使ったアンケート

患者さまが治療院に対してどう感じているのか、リサーチすることは重要です。しかし、アンケートに協力してもらうのは中々難しく、満足度を記入する程度のアンケートであっても殆どの方は面倒だと感じてしまいます。回答数が少なすぎる場合、アンケートを答える層とそうでない層で意見の差がわかれました。

LINE@の機能のひとつであるリサーチページのアンケートを実施することで、高い回答率を得ることができるようです。書籍、CD、DVDなどのエンターテイメント商品を取り扱う企業で、LINE@によるアンケートを実施したところ、2~3%を見込んでいたアンケートの回答が14%超の回答率で答えが帰ってきたそうです。

LINEという気軽なツールでのアンケートだからこそ、この高い回答率なのでしょう。患者さまの声を聞くにも、LINE@を利用することは有効です。

 

7 スタンプによってファンを増やす

最後の手法はLINE@ではなくLINE公式アカウントが必要です。気軽に行えるような広告コスト額ではありませんが、成功事例の多い有効な手法ということで紹介します。

LINE文化の特徴にスタンプがあります。さまざまな方々が配布しているスタンプを、顔文字のように自分の感情を伝えるコミュニケーションの一種として利用するというものです。

このスタンプを使ってマーケティングを行います。ユニークなオリジナルスタンプは「友達」登録を増大させるのに効果があります。この場合ユーザーにとって企業は「見知らぬスーツの人」ではなく「面白いスタンプを作った友達」という信頼関係が構築されます。

 

まとめ

以上7つのLINEマーケティング手法を紹介させていただきました。

さまざまな業界の成功事例を見てみますと、女性向けのサービスでの成功が目立ちますが、老舗の百貨店などでもLINEを使ったマーケティングで成果を出しています。男性や高齢者にもLINEを利用する方は多く、今ではどの業界でもマーケティングの選択肢となりえる手法です。

LINEは今も登録者数が伸びており、コミュニケーションインフラとしても重要な役割を担うアプリの一角です。そうしたLINEをマーケティングツールとして活用することができれば、来院者数を上昇させることができるでしょう。

普段からLINEを利用されている方にとっては、LINE@を扱いこなすのも難しくありません。そした敷居の低さもLINEマーケティングの魅力です。導入を検討される場合は、まずはLINE@の無料プランからがいいと思います。

今回の記事があなたの参考になれば幸いです。


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