2016/04/01 (更新日:2016/04/01)

ホームページ集客改善工程

マーケティング

改善:悪いところを改めてよくすること。
Goo辞書より

 

 改善には、仕事を進めていく順序や段階があります。それを一つでも怠ったり、抜かしてしまっては正確な改善をすることができません。その際に感じる感情でどこを抜かしたかがわかります。

治療院ホームページの改善工程について記載致します。

 

理想

理想:人が心に描き求め続ける、それ以上望むところのない完全なもの。そうあってほしいと思う最高の状態。
Goo辞書より

 

腰の痛い患者さんが病院、整形外科、整骨院に通い、改善されず、5年間放置しているところに当院を見つけ、来院し改善することができ、先生と患者さんが喜んでいる。そのような人たちが毎日来院する。

 

その物事を行って先生が抱く理想のお話です。これが今後の行動の指針になります。

特徴は、現在は存在せず、他の人に見えていないけれども先生に見えている光景です。

 

目標

目標:行動を進めるにあたって、実現・達成をめざす水準。
Goo辞書より

 

理想が固まったところで具体的数字を作ります。『月間5名の新規患者と既存リピート5名』のような明確に記される数字です。ダイエットで『3キロ痩せる』ような目に見える目標を作ります。

 

予測

予測:事の成り行きや結果を前もっておしはかること。また、その内容。
Goo辞書より

 

過去に腰痛の患者さんは、腰が痛い人が多いのであまり椅子に座る時間が多いことや姿勢が悪い、スマホでゲームやアプリを悪い姿勢で使っていた。という経験からアプリゲームの先生の地域内で広告を出すとちょうど腰の痛い人にヒットするのではないか。という予測です。

 

目標を達成するために今までの結果や経験から類似の事実を当てはめて近い過程を思い出し、そこから考えうる答えを導きます。

 

仮説

仮説:ある現象を合理的に説明するため、仮に立てる説。実験・観察などによる検証を通じて、事実と合致すれば定説となる。
Goo辞書より

 

仮説は、数字で表します。前年度のアクセス数に対して、本年度のアクセス数と来院数を比べます。特に新しいアクションを起こしていなければ、前年度と数字はそこまで変わらないでしょう。

 

そのまま前年度の数字のままか、新しいアクションにより、アクセスが50アクセス増える見込みがあるので前年度の100アクセスに対して1人来院なので1.5人の来院見込みがあると定説します。

 

定説:一般に認められ、確定的であるとされている説。
Goo辞書より

 

仮説は、先生の理論を一般に認められ確定的であると証明される定説にするためです。

そして、仮説の元に調査をします。

 

調査

調査:物事の実態・動向などを明確にするために調べること。
Goo辞書より

 

推測:物事の状態・性質や将来を、部分的・間接的に知り得た事柄や数値から、おしはかること。
Google検索より

 

本当にゲームをやっている人たちは腰が痛いのか。椅子に座っている時間が多い人が腰を悪くするのかをデスクワークをしている人と肉体労働者の腰痛になる統計を調べたり、ゲームアプリで地域内に出せる広告で数千円出して結果が出るか調査します。

 

計画

計画:ある事を行うために、あらかじめ方法や順序などを考えること。また、その考えの内容。もくろみ。プラン。
Goo辞書より

 

目標である『月間5名の新規患者と既存リピート5名』は、すべて理想である長年、腰痛を患っている人を救うことができるのかという基準の元、計画を作ります。

 

計画は、具体的に行動に落とし込みます。
1ヶ月(2月1日~3月1日まで)2,000円で広告を出す。
数字を計測する。
数字が予測の数字とあっているか見極める。

 

実行

実行:実際に行うこと。
Goo辞書より

 

実行は、決められたことを忠実に行うことです。アドバイザーと責任範囲をしっかりと理解し合い、先生の責任範囲内は、好きなように実行しましょう。良かれと思い責任範囲を超えたアレンジは結果を大きく変え、仮説を壊す可能性があります。

 

実行は、計画通りに事を成します。

 

測定

測定:ある量の大きさを、計器や装置を用いて測ること。
Goo辞書より

 

Googleアナリティクス、Googleアドワーズ、GRCなど色々なツールで数字を測定することができます。目標達成と分析に必要な情報を集めます。

 

測定ができなければ、仮説のアクセス数の予想推移も意味がなくなってしまいます。測定がしっかりできていれば、上手くいった時は、どこで上手くいったかを見つけやすく、上手くいかなかったといは、どこが原因だったかを見つけることができます。

 

測定では、数字を計測できるところとできないところを見極めて、数字を考慮することです。
ページビュー、お問い合わせ、来院数のように数字を測定します。

 

アクセス数と一つにまとめるのではなく、訪問数、ユーザー数、ページビュー数と分かれますし、来院も成約数、成約率があります。エキテンのアクセスが具体的にどのようなアクセスかを見ることはできません。見れるところと見れないところを考慮する必要があります。

 

検証

検証:実際に物事に当たって調べ、仮説などを証明すること。「理論の正しさを―する」
Goo辞書より

 

実行した結果が表れます。それは、成果となるか失敗として何も反応が取れないかです。先生の仮説が正解であったか証明をします。

 

評価

評価:事物や人物の、善悪・美醜などの価値を判断して決めること。
美醜:うつくしいことと、みにくいこと。
Goo辞書より

 

先生の仮説は、結果の良し悪しを判断します。目標としていた数値になったかならなかったときにそれで満足かどうかです。

 

分析

分析:複雑な事柄を一つ一つの要素や成分に分け、その構成などを明らかにすること。
Goo辞書より

 

評価に対して、悪ければ何が原因だったのか。を結果と数字、患者さんの意見から割り出します。
ただ、ほとんどの人がやらないことが上手くいったときの分析です。上手くいかなかったときに分析をして、上手くいくと飲みに行ってしまいます。

 

上手くいったときほど、分析をしましょう。これがポイントです。

 

それが今後の以下の重要な改善が見えてきます。
・ブログやFacebookなどSNSの更新
・反応を取るためのホームページの改善
・新しいキャンペーンで興味を引く
・患者さんとメールやFacebook、LINEで教育
・施術やご対応のフィードバック

 

改善

改善:悪いところを改めてよくすること。
Goo辞書より

 

そして、結果としてホームページが改善されます。
改善のための修正で不安を感じるときは、予測と主観で進めているときです。今まで改善を行われて上記、工程で欠けていたことは何でしょうか。

 

以上が改善でございます。

 

改善は、無駄をなくします。

悪い結果を放置すれば何も変わることがないように悪い結果を改善できれば、良い方向へ変わる可能性があります。結局、良くなるには変化しかないので毎月の検証と分析で3ヶ月に1回の改善を行うことで1年後に大きな結果の違いが生まれます。

ホームページの具体的改善が見えない時は、上記、工程をお試しください。
治療院を改善されるようにホームページも改善して参りましょう。

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