2016/05/16 (更新日:2016/05/16)

専門性の作り方

マーケティング

専門性の作り方は、コツがあります。治療家ならではのやりがちなこともあるので失敗例からご紹介致します。

 

失敗例

治療名

『骨盤矯正専門』『〇〇テクニック専門』のような治療名を専門性にしているときです。

メリットでない提供サービス名による専門性です。患者さんがほしいのは、サービスではなく、そこから得られる何かです。

 

飽和状態

『交通事故専門治療』のようなすでに多くの治療院が導入している専門性です。それは、先生にとって専門でも患者さんにとって専門とは感じなくなるからです。

独自性の欠如です。

 

多数

『肩こり・腰痛・頭痛専門治療』のように専門が複数存在するときです。
すべてがつながっているにしても説明を受けるまでわからないことです。

 

不明確

『足のトラブル専門』のようにトラブルとは、何なのか漠然としてわからない。

 

 

専門性の例

治療院ホームページで活用される際の例をご紹介致します。

 

限定性

『オスグッド』『顎関節症』のような専門にしている治療院が少ない症状
『バレエ』『水泳』『サッカー』のような種目
『水泳クロール』『サッカーのホワード』のような種目ポジション

 

サッカーと絞り、怪我、パフォーマンスアップ、試合前のケア、メンテンナスと広げる。
1つに限定し、限定された1つから多数の世界を作るように対応する方法です。

 

原因

『ロングヘアー専用肩こり治療』のように女性が悩んでいる症状No.1の原因の専門性
『二児専門産後骨盤矯正』のように限定性があり、二児出産ならではの悩みに対応した専門性

症状名を限定するよりも症状が起こる原因の専門性にすることで『私だ!』と患者さんが自分だと気づけやすくなります。

 

メリット

時間

短時間の治療を時間を記載し、

 

簡単

『治療は5分・自宅で5分で肩こり改善』のような簡単さ
『患者さんは寝ているだけで肩こり改善』のように何もしなくても改善される楽さ

単純で容易にできることです。
ポイントは、複雑でないことです。

 

安い

『60分2,980円』のような時間単価による安さ
『他院より1,000円安い』のような他院との比較を常に調べ安さの提供
『5分500円』のような時間を減らし安く提供

 

想定外

『3秒治療』のような患者さんも驚く圧倒的治療時間の短さ
『60分1,000円』のような圧倒的安さ
『100年代々続く治療』のような昔から由緒正しい治療
『1億人以上が受けている肩こり治療』のような協会メンバーが治療した人数を合計した人数の掲載

患者さんの想定をはるかに飛び抜けて超えた限定性・メリットの提供です。

 

まとめ

これらは、来院患者さんを絞るためでもあり、患者さんがほしいと価値を置いていることを提供していることを短時間に理解させるためです。

このような限定性が理解され、治療院のユニークさが作られます。

 

他院との違いを作れずに困っている治療院も多くおります。

そのとき、患者さんに覚えられない一般の治療院は、上記の事柄の中途半端さがあり、多数提供し、
繁盛している治療院は、いずれかを1つもしくは複数を地域で1番のメリットで提供しています。

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