2016/06/17 (更新日:2016/06/17)

SEOキーワード設定(大項目・中項目・少項目)

マーケティング

効率的に検索エンジンで上表示するためにキーワードを一覧化することはとても有効です。

キーワードは、上がりやすいものもあれば、上げることがとても困難なものもあります。

それらを3種類に分け、ブログや治療ページ、症例ページを活用し、上げていきます。

 

3種類の項目分け

治療院でブログ更新をしているとき、無計画に毎日ブログを書いていると過去にどのキーワードを使ったか思い出せなくなります。そこで検索で上げたいキーワードを一覧化し、1つずつ対策します。

それには、項目で分けます。
項目は、大項目・中項目・少項目の3つです。

 

大項目

市名+整骨院
市名+整体院
市名+交通事故+治療

 

大項目は、主にたくさんの人が上位表示を狙い、検索上位に上げることが困難なキーワードです。
大項目は、1ヶ月、2ヶ月ではとうてい、上げることは難しく時間をかけ、少しずつ上げることを狙います。

キーワードとして、治療院が狙う最終のキーワードと言ってもいいでしょう。

上位表示達成までの期間は、1年から3年ほど費やし上位表示を狙います。

集客は、大項目達成後に広告なしで月間20名の新規患者を集めます。 

 

中項目

市名+肩こり+治療
市名+腰痛+治療
市名+骨盤矯正

中項目は、代表的なみんなが狙っているキーワードから外れ、狙っている人は狙い、狙っていない人は狙っていないキーワードです。
治療院の集客にもなりますが、上げることが多少、難しいけれども上げることができるのが中項目です。

他には、ブログ記事ではなかなか上がらないものの、Youtube動画や治療ページで上げられることが基準です。

上位表示達成までの期間は、半年から1年以内に上げられるものを目安にします。

中項目は、30~50個程作ります。

集客は、中項目達成後に広告なしで月間5~15名の新規患者を集めます。  

 

少項目

市名+肩こり+痛み+治療
市名+腰痛+しびれ+治療
町名+腰痛

本来は、最も狙ったほうがよいけれど、狙われていないキーワードです。実は、集客の鍵は少項目にあります。

上位表示達成までの期間は、4分から1週間、長くても3週間ほどで上げられるキーワードであることが少項目です。

 

少項目の数で集客が大きく変わる。

少項目と大項目の大きな違いは、少項目は調べたいことが明確であることです。
大項目は、検索で上位表示したとき、アクセス数は集まるもののキーワードの意味が漠然としているので成約率は低いです。

逆に少項目は何百と対策し、やっと数十アクセスが集まりますが成約率は大項目に比べると格段に高いです。

 

SEOの集客は、大項目を上げることではなく、少項目の数

一般に『市名+整骨院』は、アクセス数が多く集まりやすいように見えて、整骨院を知っている人が検索するので保険を求められたり、他と比較されやすい中、少項目は患者さんの目的がはっきりしているので来院につながりやすいです。そして、自費にも移行しやすいです。

大項目を上げることは重要です。先生がSEOで一番、上げたくなるキーワードでしょう。
ただ、本当の集客は小項目から集まります。

大項目のように漠然としたキーワードは漠然とした考えの方をひきつけます。それよりも少項目のようにすでに求めていることが明確である方を集める方が集客は早いからです。

 

少項目の対策(町)

少項目は、市名の入った4つ以上の複数キーワードもしくは、駅名、町名、区名です。
駅名、町名、区名の3つは、ブログでも容易に上位表示が可能です。

ただ、先生からは市名のような大きい枠で検索上位表示を望まれることが多いですが駅名、町名、区名で上げた方が成約率は良いです。

患者さんは、市内の優れた院を探したいですがそれが5駅離れていれば、通うことに億劫になります。
住んでいる駅、住んでいる町で見つからなければ、住んでいる区で探します。

そこで見つからないと仕方なく市名で探します。

ただ、治療院では逆の対策が行われています。検索をしてみると町や駅名での整骨院の対策はとても薄いです。ただ本来、最も対策をしなければならないキーワードです。

 

少項目は、ブログで対策

少項目は、ブログ記事によって対策ができます。
毎日、ブログを書いているなら、上げたいキーワードを一覧化し、少項目を攻めましょう。

 

少項目ばかりで中・大項目は?

多数の少項目で検索順位を上げていくとアクセスが集まるようになります。
それによって、中項目、大項目が徐々に上がっていきます。

このことからSEOの基本が少項目にあることがわかります。

少項目が増えれば増えるほど、中項目と大項目が上がりやすいということです。

 

中項目・大項目

中項目は、主に症例ページや治療ページで対策します。
症例ページで『腰痛+治療』の文字を含み対策します。

大項目はトップページで対策します。
トップページというのは、ホームページ上では1ページしかありません。

そこで大項目は基本1つです。

 

エクセルファイルで作成

エクセルファイルで大項目・中項目・少項目と作成します。
そこにキーワードを入れ、1つずつブログ記事としてアップします。

これは記事をアップする計画にもなり、書いたことを記録もできるので過去に書いた記事を忘れずに新しいものを書くことができます。

 

少項目は無限

対策されていないあまり、書くだけで容易に上げることができます。
患者さんが複数キーワードを入れて検索し、整骨院が出なかったとき、先生の治療院が1つだけ出たとき、来院を決定するでしょう。

無限にある少項目キーワードを対策することで、ときに多数の患者さんの助けになり、ときに時間をかけ少数の患者さんの助けになります。

 

以上の方法でブログを活用し、検索エンジンで上位表示を狙うことができます。
ブログによって、少項目が上がれば、中項目、大項目の順位も徐々に上げることも可能でしょう。

計画を立てたブログ更新を行いましょう。

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