敵は必要?勝つ?負かす? | ミッシェル・グリーン

敵は必要?勝つ?負かす?

カテゴリー:マーケティング
2017年1月2日

マーケティングでよくある第三者の敵を作り、悪いところを責め共感を得ることについて、書いたことがあります。

マーケティング上、第三者の敵は必要か。
http://www.michell-green.com/marketing/2016/10/teki3/

『患者さんを勝たせる。』『他院に勝つ。』この考えは、本当に健全な患者さんを集めるために必要な考えなのか?この考えを元にホームページ文章を作って本当に良いのでしょうか。

敵を作ることの先があるので解説致します。

 

敵を作る。

よく、マーケティングでは第三者の敵を作り、文章を作った方が良いとあります。
例では、他院で繁盛しているけど、患者さんのことを思っていなくて、本当に大切なのは患者さんへの思いだと思う!というような、自分の意見を真っ当な意見に見せるため、他院と比較し、提示する方法です。

文章中で敵を作るということは、少なからず読んだ患者さんの心に敵意を抱かせます。それは、怒りの感情に近いです。そして、敵意を持って作った文章に反応するのは、敵意の患者さんです。

このような患者さんを集めた先生は、「あまり、良い患者ではなかった。」と気づき、疲れてしまっている現場を拝見しました。

 

勝たせる?

では、患者さんを『勝たせる』という考えはいかがでしょうか。良い言葉ですね。勝たせるというのは。

相手の勝利を思い、相手のことを考えてくれているように思います。

勝たせるとは、「今より良い状態になって欲しい」だったり、『目標を達成させたり、勝利を与える。』ことです。

ただ『勝たせる』には、穴があり、勝たせようとしている時点ですでに負けている地点からスタートしていることです。『勝った』や『勝っている』ではなく、『勝たせる。』の負けてるけど勝つ状態にすることです。

そして、勝利があるということは、誰かが敗者になっていること。
『勝つ』という考えでは、『他院に勝つ』だったり『あの院に勝ちたい。』という闘争心を思い巡らせ、先生の本当の目的を曇らせます。

最も残念なことは、他院をライバルとして見つづけて比較していると、自分の実力や治療、院もライバルに左右されることになります。ライバルの動きによって、変わるからです。
それは、ライバルに惑わされてしまうということです。

ライバルに勝つと考えると勝つために打ちのめしたり、勝つことしか考えなくなり、ライバルと接することができず、本当は良い関係を作り、両者に良い成果を産めることがあってもできずにあることがあります。それは、勝利ばかり追い求めてた結果の失う恐怖の現れだったりします。

特に地域で繁盛していたり、長年やっているとその位置から降りることができずにいます。

勝つという考えでは、他人との勝負によく使われますが本来、自分自身に使う言葉の一つです。
他院に勝利するのではなく、昨日の自分に勝つということです。

 

では、どういう考えを持ってホームページや文章を作れば?

『負けさせない。』です。

相手も負けさせない。自分も負けないことです。
必要以上の勝利を求めなくなるので無駄な闘争心を持たなくなります。

敵意を持ち、文章を作れば自分が出した結果の患者さんが集まります。落ち着いた心で集めた患者は、高い心の患者さんが集まります。

敵意というのは、一見、反応しやすそうです。実際、怒りのエネルギーなので反応率を上げやすいです。
ただ、その後もその感情でその患者さんは接してくるので後々を考えると落ち着いて、血に足つけた堅実な、黒豆のようにまめな文章でまめに患者さんを集めて行きましょう。


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