文章を書くコツ | ミッシェル・グリーン

文章を書くコツ

カテゴリー:サポート
2015年7月27日

ブログやSNSなど、広告費を節約して情報を発信する形の広告は今や一般的な手法になりました。実際に、そういったサイトで多くの患者様を集客している治療院もありますので、注目しておられる先生もいらっしゃるのではないでしょうか?ですが、実際にやってみると、どのような文章を書いたらいいのか悩むこともあると思います。

日本語は表現豊かな言語です。特に文章表現では、同じ意味の言葉でも表現によって読み手が受け取る印象は異なります。同じ意味、同じ音の表現すら、選ぶ漢字によって異なることすらあります。あえて同音異義語の造語を作ることもあります。

どうすれば読み手に興味を持ってもらえるのか、無数にある表現から考えるのは、面白さと同時に、本当に伝わるのかという不安もあるかもしれません。

今回は、ブログやメルマガなど、不特定多数に向ける文章を書くコツのようなものをご紹介しようと思います。文章というのは個性がありますので、今回ご紹介する方法が自分には向かないと思われる先生もいらっしゃるかもしれません。

誰にでも役立つというわけではありませんが、もし文章を書くことに迷うことがありましたら、思い出していただけると、きっとお役に立てると思います。

 

文章を書く最初の一歩

文章を書き出す前に決めておくべきことは、この文章で何を伝えたいか、目的を明確に設定することです。

集客目的の文章の場合は、「誰」、つまりどのような方に来院して欲しいのかを、まず設定します。交通事故の後遺症で悩む方、難症状で苦しんでいる方、崩れたボディラインを取り戻したいご婦人方、スポーツ障害のケアをしたい方、日頃の疲れを癒やしたいサラリーマンの方々、などなど、先生が得意とする施術を、どんな人が必要としているのか想像し、その方々に向けて文章を書きましょう。

文章内容も、例えば、収入の多い方を想定するのならブランドを意識した、特別な雰囲気の文章を心がけましょう。逆ならば、庶民的で気安い雰囲気の文章が良いでしょう。

たとえ不特定多数に情報を発信するときであっても、個人相手に話すときと変わりません。先生も、会話する友人や患者様によって、興味の有りそうな話題を選ぶなど相手のことを考えて会話されると思います。文章を書くときも同じ様に、相手を想像し、話題や言い方を変えて文章書いていきましょう。

基本的に、この「誰」という要素が狭ければ狭いほど、文章の効果は高まりますが、同時にその狭い対象にしか届かない文章にもなってしまいます。治療院経営でのターゲットユーザー選定と同じで、バランスが大切です。

 

地図を持って文章を書く

誰に伝えたいかを決めたら、次は何を伝えたいかを決めましょう。とはいえ、これは文章を書くときに、大体のところは決まっていると思います。ですが、それでもあえて、メモ帳を開いて「誰に」と「何を伝えたいか」の二つを書いてみましょう。細かい内容まで書かなくても大丈夫です、大雑把に「○○という施術が上手くいったので、他の方にもお勧めしたい」くらいの簡単内容でも構いません。

ぼんやりとした目的を、文章にすることで地図にしっかりと書かれた目的地に変えましょう。

そんな短い文章、頭で理解しているからいいじゃないか、と思うかもしれませんが、たとえ簡単なものでも、具体的に見える形の文章にすることで、文章にまとまりが生まれるようになります。日記的な内容であっても、「楽しかったこと伝えたい」といった目的を持つことで、個人用の日記からブログの記事へとパワーアップします。

 

信頼と魅力を文章で伝える

治療家というのは我が国においては、昔からある業種です。そのニーズは今でも変わりません。むしろ、病院とは違ったアプローチで施術を行う治療家は、ストレスや生活習慣などから体調がすぐれない人が多い現代日本では、ニーズの高い業種と言えるでしょう。

しかし、そのため治療院は全国各地に数多く開院しています。その数ある治療院の、ホームページやブログ、フェイスブックなどSNS(ソーシャルネットワーク)の中から、見た人が「ここだ!」という気持ちにさせる文章を書く必要があります。

「ここだ!」を引き出すために必要なのは、信頼と魅力です。より具体的に言えば、先生への信頼と、先生ご自身の魅力を文章に込めて伝えましょう。そのために、まず必要なのは、先生ご自身の情報です。先生がどのような人物なのか、人となりや考え方、これまでの実績、得意とする施術など、先生のお考えを自信を持って書きましょう。

それから、知識についても書いていきましょう。施術に関する知識もそうですが、健康になるためにはどのような習慣をつければいいのか、身体の歪みに良い体操、食事で気をつけることなど、読んでいる人に直接役立つような事が書かれてあると、先生への信頼と魅力が高まります。

また、ブログやフェイスブック、TwitterなどSNSで、先生が日ごろ感じられていることを書くのも効果的です。先生の人物像が見えてくることで、友人に対する信頼のような印象を、来院される方に感じさせることができます。ブログのコメントで二、三言会話しただけでも、患者様は先生のことずっと身近に感じるようになります。

そして、文章だけでなく要所要所に写真も使用すると、より効果的です。写真による情報は、読み手の想像力に依存する部分もありますが、たくさんの情報を伝えます。特に楽しそうに笑っている先生と患者様の写真は、先生への信頼を伝えるのに最適です。

見て楽しめる、ためになるというサイトは、読み手となる患者様に「ここだ!」と感じさせて、来院してみたいと思っていただけることにつながります。

 

文章を書くことを楽しもう

患者様と触れ合うお仕事であります治療家の先生にとって、笑顔の大切さは私以上にご理解していらっしゃると思います。文章も同じです。誰かに向けて書くための文章には、伝えたい想いを心に浮かべながら、楽しんで書きましょう。先生が生き生きとして患者様へ施術を提供されるのと同じ様に、文章にもその想いを込めることで、先生の感情が文章に表れます。そうした文章は、文章を読んだ患者様の心に届くでしょう。

もう一つ、文章を書く上で大切なのは、相手に納得して欲しい部分に関しては、自身を持って断言することです。日本は文化的に曖昧な表現を好むところがあります。アンケートでも、「良い・悪い」と「良い・普通・悪い」では、まるで違う結果になります。五段階評価のアンケートが多いのも、そのためです。

ですが、沢山に人に自分の考えを納得してもらいたいときは、断言する必要があります。最初から最後まですべて断言する文体にする必要はありませんが、私は~そう思います。ではなく、~です。と要所要所で断言することで、文章の説得力が上がります。

 

ホームページ、ブログ、SNS

インターネットを利用した広告にはいろいろな形があります。その中でも、媒体に広告費用を支払うことなく自分で情報を発信する形としては、ホームページサイト、ブログ、SNSが一般的でしょう。現在はフェイスブック、TwitterなどSNSの利用が注目されています。私どもも、SNSを利用しております。

SNSの特徴は、書き手と読み手が双方向的にやりとりできること。そして、情報を読み手の友人へ、そしてそのまた友人へと拡散できることです。コミュニケーションによって、先生に信頼感を持った方が来院される可能性は高くなります。直接的には接点のなかった方にも、情報が届く可能性があります。

こうしたメリットから、ブログで生計を立てている方々も、併せてSNSでブログを更新したという情報を流したり、読者とコミュニケーションを取ることが多くなっています。また、SNSを利用されない方もいらっしゃいますので、そのような方向けには、メールマガジンを発行するのも効果的です。このような方法で得た顧客は、先生を信頼しているリピーターになる可能性があります。

こうしたSNSの大きな効果や、簡単に作成できるという特徴から、ホームページを用意されない先生もたまにいらっしゃいます。ですが、新しい情報を発信することや、双方向的なマーケティングをすることにSNSは向きますが、いつでも閲覧して欲しい情報を伝えるのには向きません。

治療院の情報だったり、施術メニューについてだったり、先生のプロフィールや患者様に向けた挨拶の言葉だったり、そういったどれだけ別の情報を発信しても埋もれずに読んで欲しい情報がある場合は、今でもホームページが最適です。大手企業においてもSNSのみに力を入れているというケースはほとんどありません、ホームページに組み合わせて、SNSを活用しています。

先生の運営するサイトにおきましても、信頼と魅力を得るためには、ホームページは必須と言っていいでしょう。ホームページからブログやフェイスブック、Twitterへのリンクを貼っておく。また、ブログやフェイスブック、Twitterからも先生のホームページへリンクを貼ることで、より効果的なインターネットプロモーションが行えます。

 

治療院における文章による集客効果

治療院においても、文章はコストパフォーマンスの高い集客ツールとなります。インターネットを利用する情報発信だけでなく、インターネットを利用しないお年寄りなどの方々に向けてチラシを作る時にも、文章は高い効果を持っています。「○○治療院だより」のような、B5一枚のチラシでも、良い広告になるでしょう。

このチラシも、基本的な書き方はホームページやブログと同じです。ブログのように毎回違うことを書く部分には、季節のことや地域のことについて、先生のお考えや感じたことを書きましょう。もちろん、何か治療院でキャンペーンなど行っているのならば、それも書きます。このときに気をつけることは、ブログと同じです。「誰に」と「何を伝えたいか」の二つを意識して書くと、伝わる文章になります。

そして、チラシの場合も、ホームページと同じ様に、毎回同じ部分が必要です。先生のプロフィールであったり、治療院の施術メニューや料金などです。こちらは毎回同じ内容で構いませんが、見やすいレイアウトになっているかどうかは気をつけましょう。

このように、文章を書く基本的な考え方は、インターネットもチラシも同じです。

最後に、文章は書いているうちにも上達します。まずは続けてみること、そして続けるためには楽しんで書くこと、そうすれば先生の書かれる文章によって、沢山の方々に先生の治療院の魅力を伝えることができるでしょう。
 


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