2016/04/19 (更新日:2016/04/19)

ブランディング

ブランディング

自院で自費治療を本当に良いものとして患者さんにおすすめしても他院の金額と比較され悩んでいる先生は少なくありません。特に問題視されるのは、保険診療で対応していない部位を保険で対応し、全うに自費と保険を分けている先生の患者さんが減ることです。

先生は、保険で対応できないところを自費で対応しています。ですが周りの他院はその部位を保険で対応し、安いとしたら、値段を比べられるでしょう。

差別化をしようにも他院は、保険診療で圧倒的に安い値段で治療し、自院が自費で3,000円、5,000円をしている。
違反であることを話しても患者さんは安い方でやってほしい。そのような他院とどのようにして差別化をし、自院に患者さんを呼ぶことができるか。

 

圧倒的なレベルの差

そのような違反している接骨院とは、治療技術や信頼性で比較されないレベルであること。
患者さんは、先生の治療で何をしているかわからなけど、とりあえずすごい技術だということを知っています。
先生の治療院は他院と比較にならないほどに素晴らしいと権威があります。

患者さんから先生の治療院は、『共感』があり『信頼』され、価値を高めているので患者さんに愛されている。

違反をしてまで500円に値下げして、保険対応できないところまで対応するような治療院なんかより、先生の治療院は信頼でき治療を受けたいと思われます。

それがブランディングです。

 

他院と比較されるストレスはブランディングで解消されます。

先生の治療院がブランディングをしっかりとしていると他院と比較されることはありません。独自の素晴らしさを理解され、値段が高いとしても納得され、他院よりまず先生の治療を受けよう。信頼できるから。となります。

 

 200円のせんべい屋さん

例えば、旅行中に「せんべい食べたいな。」と言うと「テレビでよく出てるせんべい屋があっちにあるって!」と言われました。
行ってみると通常1枚100円のせんべいがそのお店では200円でした。
「料金は、2倍で高いけれどもテレビによく出て有名だから美味いんだろうな。1つください。」
「うーん。普通の味・・・・」

これは、せんべい屋は、商品購入までのブランディングがしっかりできています。

料金は、2倍でもせんべいを食べたい人に「テレビに出ているから美味しそう。」というテレビのブランディングを利用し、売れやすくなるようにしています。

 

ブランディングと質の関係

最後の「うーん。普通の味・・・・」は、販売までのブランディングはしっかりできているけど、せんべいのクオリティはブランディングしきれていないことになります。

美味しいせんべいを作ることは、

不良が子犬を助ける理論です。不良という一般に怖いイメージの人というマイナスイメージから子犬を助けるプラスイメージにしたときのふり幅が0からプラスになるわけではなく、マイナスからプラスになるからです。

青汁は、「まずい!!」「ざりがにのにおいがする。」といういかに美味しくないかで人の興味を引き、あれだけまずいなら一度試してみたい。という興味やまずいと言っているけど、実際飲んでみると対してまずくない。というマイナスイメージからのプラスです。

せんべい屋は、この逆で「テレビに出ているからおいしそう。」という高いハードルが作られ、値段も2倍だったので通常の2倍は美味しいと感動するだろうとどんどんハードルが上がった結果、味が少し美味しいくらいでは納得されなくなってしまうケースです。

今までと同じことをしているはずなのに書籍掲載、雑誌掲載、テレビ出演でハードルが上がり、期待値が上がり、満足感が減る可能性があります。

 

 

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