2020/12/28 (更新日:2020/12/28)

わかりやすい料金表のつくり方(治療院に来院を決定する最後の砦)

HP集客, ライティング, 院内案内

 

こんにちは。さこまです。

2011年に治療院業界でホームページ制作を
始めてから、料金表ページをつくりつづけてます。

院内案内ページの中で料金表ページは、
トップ3に入るほど、研究してます。

・料金表って料金を書けばいいんでしょ?
・施術メニューと料金以外に書くことある?
・そんなに力を入れるページではないでしょう?

そう思われる方も少なくないと思います。

料金表ページは、1,2を争うほど
わかりやすく解説した方がよいページです。

たかだか料金表ページに
なぜ、そこまで力を入れた方がよいかというと!

  • 料金表は、サブページの中で
    1番みられるからです!

論より証拠!

3院のGoogleアナリティクスの
アクセス解析結果をご提示致します。

こちらの院では、料金表が
ホームページで
2番目にみられてます。

1.トップページ(381アクセス)
2.料金表(156アクセス)
3.スタッフ紹介(71アクセス)

次の例では、3位に位置してます。

1.トップページ(398アクセス)
2.ブログ記事(225アクセス)
3.料金表(204アクセス)

次は3位に位置してます。

1.トップページ(1,229アクセス)
2.初めての方へ(221アクセス)
3.料金表(199アクセス)

ホームページの中では、トップページに
次いでアクセスを集めます。

上位2位にいることが多く、サブページの中で、
一番アクセスを集めやすいです。

これだけ見られるということは、
集客にも大きな影響を持ってます。

症例ページにお金と時間をかけても、
料金表ページで離脱、ということもあります。

離脱を回避して、問い合わせにするための、
料金表ページのつくり方を解説します。

わかりやすい料金表のつくり方

料金表は、最初か最後にみられます。

最初に見られる対策と最後に見られる対策では、
ページのつくり方が異なります。

解説します。

料金表の2つの役割!

治療院によって、料金表の
つくり方が2つにわかれます。

最初にみる方と最後にみる方でみる理由が
違うので料金表のつくり方が変わります。

理由の違いをまとめました。

  • ・価格で決める方は、最初に料金表をみます。
    ・来院を決めた方は、最後に料金表をみます。

治療院の戦略によって、最初にみる方か
最後にみる方かかわるかと思います。

先生の治療院は、2つのうち、
どちらに位置するでしょうか。

価格戦略①:料金表を最初にみる方向け

料金表を最初にみる方は、
サービスを値段で決定する方です。

安さが売りの治療院は、
最初にみる方向けに料金表を作成します。

料金表を最初にみる方は、
料金表ページで来院を即決します。

料金は、わかりやすくして、
サービスも少し解説を入れます。

少しだけです。1行程度。
メリットに感じる言葉だけ入れます。

面倒さを感じさせないように
来院を料金表ページで即決させましょう。

価格戦略②:料金表を最後にみる方向け

料金表を最後にみる方は、
よいサービスを受けたくて来院を決定します。

「本気で治療を受けたい方に治療がしたい!」
という先生に最適です。

料金表を最後にみる方は、症例ページで
来院を決めて、料金表で来院の意志を固めます。

どちらかというと、治療家は値段よりも
サービスで決定される方を望むと思います。

料金表ページは、料金が確認できる程度で
面倒な料金体系はなくして、離脱を避けるようにします。

ここからは、料金表を最後にみて、サービスで
決定される方向けに料金表のつくり方を解説します。

来院させる料金表のポイント!

とにかく、目的は
新患を集客するためです。

面倒を感じさせないように
わかりやすく、つくりましょう。

新患用の価格は、1つが理想!

新患には、面倒だと思わせないように、
価格をシンプルに提示してあげましょう。

わかりづらい料金表は、
離脱になるからです。

「ホームページ来院は、3,980円!」と
新患価格を一律にしてあげるのもよいです。

複雑な料金表を作成して、
問い合わせるのは積極的な患者だけです。

「うちは、積極的な患者だけで十分!」という
先生は、新患10名になるまで他の先生の4倍は苦労します。

人数を集めないならよいですが、
人数を集めてから選別するなら一律料金が効果的です。

料金表ページ構成

新患価格、既存価格の順に
シンプルにつくります。

新患価格は、最初に来院するためです。
既存価格は、これから価格料金を想定させるためです。

料金表ページ構成はコチラです。

【料金表】

・新患価格
ホームページからの方は、
初診料と施術料含め一律3,980円

・既存価格
再診4,980円

説明を入れたいときは、2,3行で
メリットに感じるように書きましょう。

パッとみでわかるように!がポイントです。

料金表の目的は、新患?既存?

ホームページは、新患を集客するためです。
料金表は、新患が料金を確認するためです。

しかし、ここまでの解説でもっとメニューと
料金を入れたい先生も多いと思います。

ここで、はっきりさせておきましょう。

料金表は、新患が最初と2回目以降の
料金を確認して、来院の意志を固めるためです。

もっと説明をいれたいのは、
既存用で考えられていると思います。

もしくは、説明として入れておきたいと。

患者様が知りたいことと、
先生が伝えたいことは違います。

結局、複雑な料金表は、みてもわからない
ので院内にきてからでよいのです。

  • ホームページの役割は、
    「まず、院内に来院するようにする」

    次に「自院に合う患者様が
    集まりやすい情報だけ掲載する。」です。

上記、料金表構成はシンプル過ぎますが、
そこに1行ずつ、文章を追加していきます。

それで自院に合う方が集まりやすくなります。

まとめると、新患が初診でかかる料金がわかり、
再診の料金不安を取り除く料金ページをつくりましょう。

症例ページで教育されているので、
それだけの説明で十分です。

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